冒頭に出てくる「日常的に現れるお困りごと (p. 1)」は強力なフックで、僕はこのツイートで見かけたのをずっと覚えていて、あとでBOOTHで買って読んだのでその感想。
自己肯定感本、1ページ目から「そおおおおお!そおおおなんだよおおお」ってなっている。
— VTRyo (@3s_hv) April 14, 2019
特に最後のやつ、本当にそう pic.twitter.com/6tdw8kc4YM
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冒頭に出てくる「日常的に現れるお困りごと (p. 1)」は強力なフックで、僕はこのツイートで見かけたのをずっと覚えていて、あとでBOOTHで買って読んだのでその感想。
自己肯定感本、1ページ目から「そおおおおお!そおおおなんだよおおお」ってなっている。
— VTRyo (@3s_hv) April 14, 2019
特に最後のやつ、本当にそう pic.twitter.com/6tdw8kc4YM
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技術書典6の新刊を探していてBOOTHで見つけたので買ってみた。さきに読んだ『はじめる技術 つづける技術』*1は始めることと続けることの両方をカバーしていたけど、本書は続けることだけを扱っていて、しかもその対象はアウトプットにフォーカスしている。
4/14(日)の #技術書典 6【か11】にて新刊『継続的にアウトプットする技術』を出します。書くこと、発表することを毎日続けたいエンジニアの皆さんに届けたい。サンプル読めます。通販予約・DL版・取り置きもあります
— yagitch【4/14技術書典6-か11】継続的にアウトプットする技術 (@yagitch) April 5, 2019
サークルチェック→https://t.co/mDK6WYltQM
サンプル→https://t.co/YpZbrSlhKK pic.twitter.com/yn97tYJ0tV
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最近聴いてるPodcast、aozora.fmの@FORTEgp05さんが技術書典6で新刊を出してたので、その感想。
技術書典6の新刊『はじめる技術 つづける技術』は、
— FORTE@技術書典6 え18「はじめる技術 つづける技術」 (@FORTEgp05) March 28, 2019
【え18】「おからぼ」さんにて頒布!
登壇はハードルが…ブログが続かない…
そんなあなたに送る、
何かを始める、何かを続けるためのノウハウ本!
チェックお願いします!https://t.co/wL77he9gr8#技術書典6 #技術書典 #はじめる技術つづける技術
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たとえばGetting Things Done (GTD) という名のタスク管理手法、聞いたことはあるけれども中身は良く知らない、そういったものを詳しく知りたいと思って、あなたは本書にたどり着いたのかもしれない。その目論見は外れることなく、本書ではGTDをはじめとする様々なタスク管理手法の概念が紹介されている。それにとどまらず『「超」入門』と掲げられたタイトルの通り、タスク管理手法以前の話題、タスク管理で出てくる基礎用語やツールに関して、やはりそれらの概念が説明されている。だがそれらよりも大切なのは、タスク管理は万能薬ではないという事実であって、これを人間の不完全性・不合理性の観点から示しているのが本書のポイントである。「『自分のトリセツ』で人生の舵を取り戻そう!」とは本書オビにある言葉だけど、取り戻せるのはたかだか舵だけであること。そして、舵を操って向かう先はタスク管理手法によってではなく、あなた自身で決めなくてはいけないということ。
#戦闘機になれるパーカー
— ふぁみ☆C95新刊委託中 (@famy_siraso) January 2, 2019
予断ですが、これまで発行した同人誌の色合いはエースコンバットリスペクトだったりします。 pic.twitter.com/0p3FJu3t7m
かつて旧陸軍の戦闘機「飛燕」を設計したことで知られる航空機設計者・土井武夫は、「設計はアート・オブ・コンプロマイズ (Art of Compromise)」と語ったとされている*1*2。
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副題には「『10年後の自分』を支える83の戦略」とあり、同じ著者による前著『ライフハック大全』がいわば "戦術" であったならば、本書はそうした戦術を束ねてひとつの方向性へと向かわせる "戦略" である。著者は気候変動を専門とする研究者とのこと、知的生活の実現に向けてきわめて定量的にロジックが展開されていく様子には共感があり納得がある。カバーする領域は書籍、手帳、情報カードといった物理的メディアから、ウェブサービスなどのデジタルツール、そしてマインドセットまで幅広く、情報の収集・整理と文学に対する著者の見識が窺える。ライフハックに関して著者がこれまでになしてきた活動は、10年という長い期間を読者にとって想像可能なものとし、そして同時に読者の知的生活を後押ししてくれる。そんな本書は、「『自分自身の興味や発見を積み上げることでやがて未来がひらけるだろう』という確信に向けたマニフェスト (p. 004)」でもある。
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一年半ぶりの新刊は想像の斜め上を行く"賞状"、その意外性と希少性には思わずめでたくなってしまう一方、同人誌の内容はこのサークルらしい穏やかさと堅実さがある。特集にある「勝手に表彰! なんでもアワード2018」では多岐にわたるプロダクトが表彰されていて、そこで語られる経緯はロジカルに突き詰めて得られたというよりかは、どちらかというと著者ら個人の体験がベースになっている。しかしそれは著者らの、個人的な体験を踏まえたうえで本当に称えたい、という気持ちの裏返しでもあることは容易に想像される。そしていざ自分でも何か表彰してみようとすると、何をノミネートするかの判断、当たり前すぎないけどマイナーすぎない絶妙なところに、実は個人の力量が問われているということがよくわかる。そんなkonelがコミックマーケット94に合わせて出した久しぶりの新刊、告知サイトはこちら。
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有坂先生の赴任に始まり、レナ、トーカ、クリスの順に活躍を描いてきた新章もこれで5話目、ムラサキにフォーカスした本巻をもって美浜の四姉妹はようやく一巡した。既巻では現在進行形での彼女らの活躍ぶりや成長が見られたのに対し、本話では過去の回想シーンがメインで物語としての大きな進展はない。かつ、既巻では銃火器の薀蓄、あるいはサバイバル術、あるいは食レポといった、わりとフィジカルなディテールに寄っていたのが(そしてそれらこそ本シリーズの魅力だと思っていたものが)、ここにきて極めて抽象的な "秘伝の技" の概念が出てきたあたりには少しの戸惑いを覚えた。しかし回想シーンで静かに続くムラサキのモノローグは、ただ彼女の声(CV種崎敦美(ココ重要))を聴くだけで心地よく、そしてそれは良い体験である。そんな第五話のタイトルは『アネ、カエル (SIS IS COMING BACK)』以下ネタバレ注意です。
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本だけが文化ではない。人が創作したものは周囲に沢山ある。ただ、本ほど効率良く、直接的に情報や思想を伝えるものは少ない。時間当たりに伝達される情報量が圧倒的に多いのが、本の特徴である。 (p. 90)
連想のきっかけとなる刺激は、日常から離れたインプットの量と質に依存している。そして、その種のインプットとして最も効率が良いのが、おそらく読書だ、と僕は考えているのだ。 (p. 159)
上の引用はいずれも本書にある主張。本を読むということは、効率的に他者の思考に触れること。かつ、効率的に日常から離れたインプットを得ること。その観点で言えば、森博嗣の読書の来歴が書かれた本書は、彼の思考・着想に最も近いということになるだろうか。本書を読めば彼の人格に近づける、のかもしれない。
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