雛形書庫

An Unmoving Arch-Archive

書庫2022

振り返ってみれば美少女ゲームのヒロインとの約束をきっかけにブログ書きを再開していて 1 、我ながら何が起きるかわからないものだと思った。 気付かないうちに物語に人生を救われていた。 真紅の言うとおりに毎日書くことはできなくとも、週4で書き続けることで精神の尊厳を保った

「人間の精神の尊厳は過去の記憶の積み重ねで構成されている、というような事を誰かが言っていた」――『いろとりどりのセカイ』(C)FAVORITE(ガイドラインに基づいて引用)

始めた当初はタイトルもつけずに 2 一言二言で記事を終わらせていて、このハードルの低さも継続に一役買ったのではないかと思う。

今の僕は少しばかり変人じみてきていて「よし、これだけハードルを下げられた」といったような感覚まで持つようになっている。頑張ってる意識を持てないくらいの低いハードルがある意味で理想的だ。出かけるときに戸締まりをするだとか、そういうレベルまでハードルを下げても、成長を感じられるくらいがいい。ここまで来るともはや他人にはほとんど分からない楽しみといった感がある。それは自分にしか分からない小さな成果だが、やり方次第で十分、日々の支えになるものだ。 (p.180)

――梅原大吾1日ひとつだけ、強くなる。KADOKAWA

あとは身も蓋もないけれど、毎週欠かさず記事を書くだけの時間的・精神的余裕があったことは事実としてある。

記事を書くためにはそのネタをまとめるノートを作る必要があって、そういった知識管理には今でもVSCode+Foam 3 を使い続けている。 書いているうちに良い具合にGitHubに草が生えて、ポール・J・シルヴィアの、そして三中先生の云う漸近的な執筆スタイル 4 をいつの間にか達成していた。

Sep-Octの不毛地帯スプラトゥーン3によるもの 5

来年はもう少し研究というか勉強のほうにリソースを振りたいと考えているけど、どうなるか

自選

これまでに70記事くらい書いてきた中では、白詰日記がタイトルの語呂、サムネイル、扱ったテーマが諸々良い感じになっていて、自分でもうまくできたなと思った。今でも20年前のゲームで遊ぶし、10年前の漫画を読む

tl.hateblo.jp


  1. tl.hateblo.jp
  2. さすがに記事タイトルがないと振り返るのが難しいことがわかったので、途中からはタイトルを付けるようにした
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