雛形書庫

An Unmoving Arch-Archive

本読み2023(漫画編)

おそらく今年に買っていた漫画

新規

継続

Amazonでの1年間の購入履歴を辿ってリストアップした。 覚えていると思ったら案外忘れていて、「これも今年読んだんだっけ」という作品が多かった。 記録に残しておくことは大事

Gitコマンド2023

今年は前年比でGitをよく使った一年であった。 いろんな使い方をするうちに困ったときのベストプラクティスが手元にまとまったので、ゆくゆくはこの記事を更新するつもりではあるものの、まずはその草稿として。

エイリアスをつける

公式的な解説いわく「Git の各コマンドをいちいち全部入力するのがいやなら、 git config でコマンドのエイリアスを設定することができます。」 ここに例示されているco, br, stは自分でも設定して使っている。

設定したエイリアスを一覧するには: ネットを調べるといくつか方法があるようだが、自分は以下のエイリアスで対応した。

[alias]
alias=!"git config --list | grep alias | sed -r 's/^alias\.//'"

git alias と打つことで以下みたく表示される。

$ git alias
st=status
co=checkout
br=branch

コミットを修正する

git rebase -i HEAD^^^^

HEAD^^^^ のところは HEAD~4 などと書くのかもしれないが、手癖でつい ^ を連打してしまう。

  • コミットを結合させたいときは squash
  • コミットメッセージだけ変更したいときには reword

ただしマージコミットは含めないようにする。 マージコミットがrebaseされるとよくわからないことになる。

参考:

リポジトリを元に戻す

困ったときに元に戻せる。 git reflog で戻りたい番号を調べて、 git reset --hard HEAD@{1} みたく指定する。

とはいえ、リポジトリのバックアップを取っておくのが一番安全。

参考:

ファイルの中身を検索する

gitでgrepできることを知らなかったが、gitでgrepできる。

git grep "検索したい文字列" コミット識別子 [検索対象ファイル]

コミット識別子にはブランチ名、コミットID、相対位置(HEAD^ など)が指定できる。

参考: 第12話 git grepと普通のgrepってどう違うの?【連載】マンガでわかるGit ~コマンド編~ - itstaffing エンジニアスタイル

ブランチとフォルダ名を指定してcloneする

git clone -b branch_name /path/to/repository.git hoge

hogeディレクトリにbranch_nameブランチがクローンされる。

diffの読み方

unified形式というものをやっと理解した。

参考: 続くといいな日記 – unified 形式パッチの文法について

diffをsortする(作成中)

under construction

logを充実させる(作成中)

under construction

参考文献

少し古いけどいまだにこの本を読んでいる。

もう少し詳しくなろうと思って上級編を買ったはいいが、積んでいる

東亜日記 (2)

一番好きな怒首領蜂である大往生のリメイク版 1 が発売されたので、遊ぶあてもないまま買ってきた。 一周くらいはしたいよね

ところで今年の秋からは毎月1本のゲームを予約して買うということを試していて、これも広義のサブスク 2 といえるかもしれない。 そうしていれば新作への感度が上がるかなと思ったのだけど、実際には積みゲーを増やすばかりであった

BLAS日記

今日はBLASをリンクした

qiita.com

手元の環境ではOpenBLASのリンクが上手くいったので、離れにある大型計算機でもできるだろうと思ってやってみたらmakeが通らなかった。 よくわからないエラーだがどうやらARM環境には非対応らしく、これは困ったな…と思っていたら本家のBLASをビルドしてリンクすればよい、と上の記事に書かれていて、その通りにやったら問題なくリンクできた。 ありがとうございます

記事の筆者の方をどこかで目にしたような、いや耳にしたような気がしていて、かつてあらB.fm • A podcast on Spotify for Podcastersに出演されていた方のようだった。 不思議な縁である

デバッグ日記

今日はgdbの使い方を覚えた

qiita.com

大昔に触ったときにはCUIデバッグなんてできるわけないと思ってずっと放置していたけど、今回使ってみたら驚くほど手に馴染んで、なんでもっと早くに使わなかったのか…という気持ちになっている

ただしこれでMPIのデバッグができるのかはまだわからない。 10年以上前にMPIを動かそうとしていたときにはPGI Visual Fortranだったかを使っていて、IDEからプロセスを切り替えてプロセス毎の動作を確認できたように記憶している。 今となってはIDEも使わなくなって、開発環境も様変わりしたなと思う

PGIについて少し調べたら、今ではNVIDIAのHPCとして統合されたようだ。知らなかった

www.pgroup.com

散財2023(海外編)

海外に行ったときの散財記録。

  • 海外SIM
    • ホテルなりにある無料Wifiでもいけるかと思ったけど、どこでもネットが使えるのは段違いに便利な体験だった。
    • あらかじめ事前にアクティベーションしてから出発する。到着後の現地では滞りなく使えたのでよかった。
    • SIMが変わって電話番号が変わるので、使っている間は元の電話番号なりSMSが使えなくなることに注意(それが原因で少しトラブルになった…)

  • モバイルバッテリー
    • 数年前から使っているスマホのバッテリー容量を見ると80%前後になっていて、割とすぐバッテリー切れになってしまう。最後にモバイルバッテリーを買ったのが10年前なので、このあたりで新規調達してもいいだろうと思って買った。
    • 買う前にちゃんと調べればよかったが、備わっているType-CとMicro USBの口はいずれも充電用であって、給電はType-Aの口からしかできない。両端がType-Cのケーブルで給電しようとしたら使えなかった。

  • 耳栓
    • 普段使いのLoopを機内で使ったら静かになって楽だった。遮音する周波数帯がよいのか、不思議と耳栓をしていたほうが隣の人の声がよく聞き取れるまであった
    • 弱点はなくしやすいこと。1組3000円ほど、グレードによってはそれ以上するのでなくすと凹んでしまう。これまでに2度ロストしては買い直してきたが、今回は幸いにもなくさずに帰ってこられた。

  • ネックピロー

    • ネットで見かけた記事を読んでネックピローを買おうと思い、紹介されている無印良品の「くるくるたためるネックピロー」を探したが見当たらず、仕方なく別のものを買ってきた。特に問題なく使えた
    • これ以外にも上の記事で取り上げられているアイテムを持っていったら大体いい感じになった。
  • 良い座席

    • フライトの予約が遅くなったために良い座席(人によって定義は異なる)が確保できなかった。帰りのフライトが14時間ほどあったので、座席問題をお金で解決してみることにした
    • 座席は確かに良くなったが、席を良くしたところで隣人ガチャが発生することに変わりはなく、散財したわりに満足度はどうだろう…
    • 次はもっと早めに予約すること
  • ESTA申請手数料

    • 手数料の是非はともあれ、相変わらずあやしい代行サイトが乱立しているのがよくない。今回数年ぶりに申請しようとしたらあやうく代行サイトに引っかかりかけて、自分の危険察知能力の低下にショックを受けた。
    • 偽サイトやフィッシングメールを判断するのに、通常であれば日本語の不自然さなどを見るけれども、ESTAの場合は代行サイトのほうが流暢な日本語を操っていたり、親切にも海外旅行の準備情報が載っていたりしていて、いつもとは逆のヒューリスティクスさを求められて難しかった。真の申請サイトはそんなに日本語が得意じゃないし、旅行についての情報もなくもっとビジネスライクである

本聴き日記: Control Freak

かつてびっくりしたクリフBの本もオーディオブックになっていたのでAudibleで聴いた。 この前の How Will You Measure Your Life? 1 は自分にとって聴きやすかったが、逆にこの本はとても難しいと感じる。 読み上げが速いのか、英語自体が難しいのか、訳本が存在しないからか…

Audibleのライブラリーにはこれ以外の洋書として『習得への情熱』 2 の原著であるThe Art of Learning: An Inner Journey to Optimal Performance (English Edition)、それにNeuromancer: The groundbreaking cyberpunk thriller (S.F. MASTERWORKS Book 173) (English Edition)が入っていた。 ニューロマンサー、去年のアドベントカレンダーでピジェさんがおすすめ記事にしていたけど、たいへん遅ればせながら私も好きな作品なのです…いまだに通読できた試しがないが雰囲気が好き

isomocha.hatenablog.com

サブスク2023

今年の定期購読について振り返り。

新規

  • Audible
    • 本を聴く体験を再開した。
  • Huel
    • プロゲーマーどぐら選手のPRを見かけて買ってみた。どぐら選手と同じく海外に出るときに利用した。
    • かつて試していたCOMPと比べてどうだろう…
  • iCloud+、OneDrive
    • スマートフォンiPhone、PCはWindowsなので課金先が分かれてしまった。
    • データは増えていく一方なのでこのサブスクは切りづらく、将来的に足許を見られるようなことがあるときびしい

継続

  • Discord
    • 普通に使い勝手がいいのでメモアプリとして、あとはインターネット活動にも役立っている。
  • PlayStation Plus
    • オンラインゲーム用に最安のプランで加入。PS Plusフリープレイはほとんど遊んでいないので、無しにしてそのぶん安くして欲しかった
  • pixivFANBOX、Ci-en
  • Amazon Prime
    • なんだかんだで便利なので続けている。今ならPrime Videoでリズと青い鳥も観られるが、ブルーレイで持っておくのもよいだろう

(あるいは京アニつながりで)書いていてふと思い出したのが、ヴァイオレット・エヴァーガーデンを観るのにNetflixに加入するのだった、ということ。劇場版が出たのが2020年とあり、もう3年も寝かせてしまった。独占配信で囲い込みたい気持ちもわかるけれど、ユーザーにとっては手間ばかりで何の得にもならない。ゲームもかつては独占配信が多かったけど、そうしないほうが経済合理性が高いという判断が働いたからこそ今のマルチプラットフォーム世界線があるはずなんだ。映像メディアも見習って欲しいものである

本読み日記: 東大名物教授がゼミで教えている人生で大切なこと

かつてはプログラム雑談 • A podcast on Spotify for Podcastersのどれかのエピソードをきっかけに読んだと記憶している。 そして最近になって「在宅勤務だと(忙しなさの一部が消えてくれるおかげで)考える時間が持てていい」という同僚の言葉から本書を思い出して再読した

  • 考える時間を持つ、のくだりは第3章のはじめにあった。何もしない時間を持つことが大事そうだ
  • キンドルバーガー先生の読書法」という節にあった本や資料の読み方について。ここは完全に忘れていたので読み返せてよかった。
  • 「ヒックスを聴く」という節で本を聴く体験について書かれていた。ここを読んでオーディオブックもいいかもしれないと思い直した
  • 各章末にあるまとめを読むとだいたい内容が拾えるので便利だった。

結局、自分の言葉で表現できたもののみが、自分の血や肉となっているのかもしれない。(位置: 387)」こうやって記事にすることにもきっと自分(だけ)にとっての意味があろうと思って書いている

本聴き日記: How Will You Measure Your Life?

よく読んだ訳書、イノベーション・オブ・ライフ 1 の原著。 11月半ばの断線期間を経てからは英語に対する抵抗感が薄れたこともあって、英語を聴く活動を再開した。 Audibleの有料プランに再加入したはいいが、聴きたかった洋書はどれも聴き放題対象外であったので、仕方なく単品購入した 2

訳書を繰り返し読み込んだおかげか、あとは原文自体も平易な英語で書かれているのだと思うけれど、聴いていてすぐに日本語訳が思い浮かぶ。 洋書は目で追ううちにどこを読んでるかわからなくなりがちなので、あんがい耳で聴くのも悪くないと気付いた


  1. tl.hateblo.jp
  2. 単品購入であっても有料会員であればディスカウントがきくので、会員になることに損はないはず

スト6日記 (2)

最後に起動したのが夏の終わり頃だったように思うが、しばらくプレイしないうちにAct2 1 に変わっていた。 Outfit 3がどのキャラもかっこよくてデザインチームのプロの仕事を見た。 舞台裏の開発秘話も読んでいて面白かった: なるほどこういう考えがデザインに反映されているのだな、と

かつて使おうとしていた 2 リリーはいい感じにかわいくなっていたのでモチベが上がる。 VTuberとプロゲーマーによる初心者ガイドもタイミングよくリリースされていたので、触ってみるにはよいタイミングだろう

www.youtube.com

Morning glory, December

アップデートのあったスト6を少し起動して、それからGBVSで遊んでいたら12月の初日が終わってしまった。 日付が変わってRSSフィードを覗いたら、文字書きの知り合いはみなアドベントカレンダーをさっと始めていた。 周りで誰もアドベントカレンダーの話をしてなかったので、 1 自分はつい日和ってしまっていた

adventar.org

自分でも見慣れない漢字の並びはアサガオを意味するらしく、アサガオは英語でmorning gloryといってかっこいい(そして少し気恥ずかしい)。 今年はomoさんの月例ログ 2 を真似して自分でも書こうと思ったものの 3、結局できなかった。 なので最後の一ヶ月くらいはやってみようという試み。 正直なところ毎日なにか書けるかはかなり怪しいけど(ストックも去年ほどにはない)、忙しくても振り返りはきちんとしておかなくてはいけない


  1. 後でわかったことだが、周りがアドベントカレンダーの話をしているときに自分は断線期間にあって気付かなかったようだ
  2. Morning Spinach, May – Spinach Forest 朝に活動したらしき記録、なので自分はアサガオにした(安直)
  3. tl.hateblo.jp

格ゲー日記 (3)

ちょくちょく見ているクソキャラ列伝、今回のお題はGBVSの初期フェリであった

www.youtube.com

動画の終わりで解説担当のもっちー先生が「フェリがいなかったら今の自分はない」「本当に感謝しているキャラクター」と言っていて素晴らしいなと思った。 そういった救いがゲームにあってもいいだろう

最近のアニメ (9)

先週から第2期をもう1周し始めたら(まだ第2話を終えたところ)、ここにきて第3期がはじまるという偶然の符合に心が震えている

今年の夏に劇場版がリリースされていたのにも気づかなかった。この夏はそんな生活をしていた

ensemble.anime-eupho.com

本読み: ハイパフォーマー思考

自分比でミーハーな本、Kindle Unlimitedにあったのでつい読んでしまった

  • 『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』と『おしをくりはとうつうせんのづ』の比較が述べられていて、北斎が年を取ってもなお進化し続ける様子に衝撃を受けた。Researchatのエピソード109でいわれていた、積み重ねて死ぬ直前にピークを持ってくる話がよく理解できた
  • ちょうどエヴェレスト 神々の山嶺 (角川文庫)を読みはじめたところだったので、本書に登場してきたのには不思議な縁を感じた