雛形書庫

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本読み日記: 流体の科学〈上〉

反秀才論 1 の著者が書いた流体の科学〈上〉を読んだ。図書館D 2 にあったのを見つけて借りてきた

冒頭のはしがきにいわく「本書では一業種の専門書となることを故意に避け、あらゆる領域から読者の知的好奇心を刺激すると確信できる題材のみを選択することを心がけた」とあるとおり、目次を見ると実に幅広いテーマが扱われていることがわかる。 そのなかにはなじみ深いものもあればそうでないものもあり、しかし一業種を深掘りしたかった自分にとっては机の上に置いておきたい参考書という感じではなかった。 図書館で借りて読むくらいがちょうどいい感じの本だったのでよかった

上巻だが、下巻が出版されているのかどうかよくわからない。中巻らしきもの、流体の科学〈中〉波動はあるようだがいかに